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「事実」「解釈」「構造」を分けて考える力を身に着けるには?-活動ケース検討会-

みなさんこんにちは。エンパブリックの瀬沼です。
今回はempublic Studioで開催された「活動ケース検討会」についてご紹介したいと思います。

活動ケース検討会とは、エンパブリックのコーディネーターゼミで活用している[コーディネーターキャンパス]を活用して、自分自身の活動の状況をふりかえり、次のアクションを検討していくための機会です。
ほかの人の活動についても同じフォーマットを通して活動をふりかえることで、自分の活動をふりかえりやすく、価値を明らかにしやすくすることを目指しています。

コーディネーターキャンパス

今回は特に「異なる立場の両者をつなぐ」ことをテーマに、会社などで立場や意見の違う人たちとどのように会議を進めていったらよいのか?をフォーマットを活用して考えました。

対象となる異なる2者とはだれか?

当日参加者から「難しい」という声が上がったのは、社内でうまくいかないという状況はあるけれども、その状況をどのようにフォーマットに当てはめたらいいかわからないということ。
特に、社内ミーティングでは関係者も多く、それを取り巻く社内の状況や環境・規則なども見えているがために、「異なる両者」をどのように設定したらいいか分からなかったという声が上がりました。


「事実」「解釈」それを生み出す「構造」を分けて考える

このフォーマットは本来コーディネーターという第3者の立場の人が異なる両者や資源を繋ぐことを整理することを想定してつくられています。

そのため、現場で起こっている事実を記入することで、足りないピースや、その事実を生み出している「構造」を整理するために使っていました。

ただ、自分が当事者の場合は、どうしても自分の感情が入ってしまうため、「事実」と「解釈」を分けることの難易度が高くなってしまいます。
ワークシートを記入するときに自分の解釈を入れすぎてしまうと、構造が見えづらくなってしまいます。

ふりかえりの時にはまずは起こっている事実を感情や解釈を入れずに捉え、それをもとに記入することが大切なのではないか。という話が出ていました。


みなさんは事実と解釈を分けるために意識していることはありますか?

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